Have A Nice Day 弾丸世界一周編

弾丸!3ヶ国のプチ世界一周旅!

15.光が創り出す神秘の聖地 ー プラヤーナコーン洞窟

日付:10/20(日)
場所:ホアヒン(タイ)
天気:晴れ
気温:最高33°/最低24°

【光が創り出す神秘の聖地 ー プラヤーナコーン洞窟】

タイで一番来てみたかった場所。

宿で朝ごはんを食べ、タクシーでプラヤーナコーン洞窟へ。

プラヤーナコーン洞窟の入り口で入場料を払う。
洞窟へは、徒歩で行く方法と、途中まで船で行く方法があるが、船で行く場合はここで船代も払う。

今回は往復ともに船にした。
船で行った場合も、ビーチから洞窟までは400m以上の急な山道を登る必要があるが、7kgの荷物を持って登る山道はかなりきつかった。

太陽の光の関係で朝10時半くらいがベストな観光時間。
念の為早めに行こうとのことで、洞窟内にあるクーハーカルハット宮殿に着いたのは9時半。

山道を登り、洞窟を下った先に見えた瞬間は感動でした。

広い洞窟の真ん中に佇む『クーハーカルハット宮殿』

初めて見た景色でも「写真で見た通りやな」って思うこともあるけど、写真を超えてくる景色に出会った瞬間は「ここの景色をみるために今回旅に出たんやな」もっと言えば、「ここを見るために生まれてきたんじゃないか」って思うくらいに心が揺さぶられる。
この心揺さぶられる感情を味わうために、自分は旅にでてるのかもしれない。

そんなことを考えながら、自分と友達の2人しかいない、シーーーーンとした洞窟で過ごす時間は、最高に贅沢でした。

10時半に近づくにつれ、陽の光が徐々に差し込む。
この時間から徐々に観光客が増えてきました。

インターナショナルかな?、小学生の遠足みたいなグループが来てからは、数分前の静けさが嘘みたいに一気にガヤガヤし始めた。
小学生にはこの場所の良さがわからなかったのか、クーハーカルハット宮殿よりも犬を見つけて「dog!dog!」と楽しそうに盛り上がってました。

いよいよ、差し込んだ太陽の光がクーハーカルハット宮殿を照らす。
太陽の光がクーハーカルハット宮殿を照らしている写真を見て、ここに来たいと思ったので、この景色ももちろん感動。

10時半を過ぎるとどんどん観光客も増えて賑やかになってきたので帰ることに。
朝の静かな宮殿も、光が照らした宮殿も、両方見れてよかった。

写真撮ってもらったけど逆光で誰かわからん。

ホアヒンの街まで戻り、お昼ご飯を食べ終えてまだ時間があったので、足のマッサージを受けることに。
先ほどの山道で疲労した足が一気に軽くなった。

バンコクへ戻る電車では、乗った瞬間からずっと寝てたので気づけばバンコク到着。

ワット・アルンを川の反対から眺め、カオサンロードで夜ご飯。夜のカオサンロードはバックパッカーの聖地と呼ばれるにふさわしく、たくさんの旅人で賑わっていました。夜も遅くなってきたので、駅で友達と解散。

2日間とも朝早くから夜遅くまで、タイを案内してくれた友達には感謝です。
おかげ様で初めてのタイを思い切り満喫できました。

自分は明日朝8時の飛行機で日本に帰るので空港に移動し、今日はもちろん空港泊。

〜今の一曲〜
オワリはじまり / かりゆし58

〜Have A Nice Day 世界一周編〜

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14.39ヶ国目タイ

日付:10/19(土)
場所:バンコク(タイ)
天気:晴れ
気温:最高34°/最低23°

【39ヶ国目タイ】

世界一周する人の半分ぐらいは1ヶ国目に選ぶんじゃないかと思うほどに、バックパッカーの聖地と言われているタイ。

自分が世界一周した時は東回りで旅し、順番的にアジアが最後だったこともあり来ることがなく、今回が初めてのタイ。人生39ヶ国目。

ちょっと前に中学時代の親友から久しぶりに連絡が来て、その流れで「来年までタイに住んでるから遊びにおいでや」と言われていたので、今回の旅の最後にタイにいくことに。

13年ぶりの再会がまさかタイとはな。

朝7時にクルンテープ・アピワット駅で合流し、電車でアユタヤへ。事前にアユタヤで行きたいところを伝えたら、「トゥクトゥクをチャーターして回った方が効率がいい!」って言われて、インドで遭った詐欺と手口が同じや。もしかしてタイで友達に騙されるのか?って思いました。もちろんそんなことはなく、事前に伝えていた場所をまとめた紙までプリントしてきてくれたおかげでアユタヤ満喫できました。

ワット ヤイチャイモンコン
↑友達がこれ見てる時、タイ人と間違われたのか、白人に「なんで黄色の衣装を着てるの?」って聞かれてて困ってた。

調べてみると、タイでは黄色が、王室や仏教を象徴する特別な色みたいです。
・王室の象徴: 故ラーマ9世の色で、王室への敬意を示すために使われる。
・仏教の信仰: 高貴さや神聖さの象徴であり、仏像に黄色い布をかけて敬意を表す。

黄色の衣装を身につけている銅像と身につけていない銅像がいることは....わかりません。

ワット プラ マハータート

ワット プラ シー サンペット

ワット チャイワッタナーラーム

ワット プーカオトーン
昼過ぎにはバンコク行きの電車に乗らないといけないため、トゥクトゥクをチャーターしたお店まで戻りお昼ご飯。

初の本場タイ料理。
パッタイお昼を食べ終わるが、電車までまだ時間があったのでゆっくりしてたら、お店のおばさんが「もう電車の時間やから早く行った方がいいよ」って時刻表みせられたけど、その時間の電車なかった。
めっちゃ仲良い感じ出してきてたのに、あれなんやったんやろ?

一度バンコクまで戻り、そのままホアヒンまでまた電車移動。

海鮮料理が有名なホアヒンの海辺のタイ料理屋で夜ご飯。
どれも美味しかったけどちゃんとした写真撮ってなかった。帰り道にアイス食べて、タクシーで宿まで移動。

夜は中学時代の懐かしい話や、会ってなかった間の話で盛り上がり、気づけば2時くらいまでしゃべってた。
明日朝早いのに。

インドから始まった長ーい1日が終わった。

〜今の一曲〜
友よ / ケツメイシ

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13.ダンニャワード、インド

日付:10/18(金)
場所:ニューデリー(インド)
天気:晴れ
気温:最高34°/最低21°

【ダンニャワード、インド】

スラム街を後にし、ニューデリー駅まで戻るとちょうどお昼時なので、ユニクロからH&M、マクドナルド、スタバ、ケンタッキーまでなんでも揃う、コノート・サークルというショッピング街へ。

インド最後にマクドナルド行きたいな〜ってことで、お昼ご飯をマクドナルドで食べた。

入り口には厳重に飾られてるハンバーガー。
みんな普通に触ってたけどね。

インド限定の「マハラジャマック」箱デカ!

その割にハンバーガー小さっ!って思いましたよね。
僕は思いました。

実際には土台部分にも詰まっているのでビッグマックより大きかったです。味は、ベジタブルなので不味くはないけどおいしくもなかったです。(個人的な感想)

ただ、ライチソーダはめっちゃ美味しかった。
(美味しすぎたので空港のマクドでも飲みました。)

その後は宿に戻ってゆっくりして、時間になったので空港に向かうことに。

手持ちルピーが全然ない中、「空港までの切符クレジットで買えるやろ〜」って思ってたら、まさかの現金orインドのQR決済オンリー。あっ詰んだ。これはその辺りにいる人に懇願してお金恵んでもらわないといけないパターンや。

って思ってたら救世主登場。
昨日会った彼が本当に見送りに来てくれた。
昨日のトゥクトゥク代も出してくれたのに、空港までの地下鉄代も払ってくれた。

一緒に地下鉄乗って空港まで来てくれて、最後に「僕の好きなジュースあげる」って、救われてばっかや。日本に来たら食べたいって言ってた、たこやきとラーメンご馳走するね。

彼に会うまでは「インドなんてもう二度と来るか!ぼけ!」って思ってたけど、いつかまた来たいな。

これで2回目のインド旅終わり。
ダンニャワード、インドいつかまた来るね。

空港でハイチュウあると思って買ったら、名前はメントスで、銀紙開けたら見た目はハイチュウで、味はメントスぽかったです。

あと探してたトゥクトゥクのおもちゃ、空港で見つけました。夜の便でこの旅3ヶ国目に向かいます。
後はただただ楽しむ旅。

〜今の一曲〜
友〜旅立ちの時〜 / ゆず

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12.人生初のスラムツアーに参加

日付:10/18(木)
場所:ニューデリー(インド)
天気:晴れ
気温:最高34°/最低21°

【人生初のスラムツアーに参加】

ニューデリーから電車で25分ほどの距離にある「ジャキーラ」という、約5万人(もっと多いかも)が暮らす、インドの中でも大規模なスラム街に行った。あくまで個人的な感想+ネットで調べたことなので間違った情報の可能性もあります。
あと基本写真禁止だったのでスラム街の写真はありません。

▼生活
街の中には八百屋、肉屋、魚屋などの食料品店から、小型の電化製品店など、生活必需品を扱う店が一通り揃っている。少ないけど飲食店もある。

夏場は50℃近くまで気温が上がることもあるなか、街にはエアコンがないらしい。電気・水道などインフラが十分に整っていないので、高架下などの場所によっては昼間でも暗い場所があった。

子供たちは穴が開いた服や汚れた服を着ている子が多く、ほとんどが裸足で生活している。遊び道具はコインやコマみたいな、日本の昭和っぽい感じで遊んでる子や、インドらしくクリケットをして遊ぶ子もいる。

▼衛生と環境
ニューデリーの街で出たゴミが持ち込まれることもあり、至る所にゴミが散乱している。おそらく子供たちは、ゴミとして持ち込まれた服を着ているのかもしれない。

商店街では、その場でヤギやニワトリを捌いているので、血の生臭い匂いが漂い、解体されたヤギの頭部が至る所に置かれていた。
排水が整ってないから、道に流した生活雑排水がその辺で溜まって、悪臭がひどい。

あとは街中、大量のハエが飛び回っている。

※スラム街の写真ではないけど、こんな感じでした。

▼労働
スラム内に職場があるので、スラムの中で働く人が多い。
仕事の種類としては、持ち込まれたゴミのリサイクル業や焼却、スーツケースのキャスターなどの部品作り、チャパティ(ナンのようなパン)を作る仕事など、単純な作業を繰り返す仕事が多く、1日10時間以上働いても稼ぎは少ない。

ここでは小学生ぐらいの子供でも、家庭のイチ稼ぎ手として働いている。
家庭の稼ぎ手を増やすために子供を作る。

※唯一写真が撮れたチャパティ作りの職場。

▼教育
子供たちが教育を受けられるのは学校"のような場所"のみ。
(日本人がイメージする学校ではない。)

生きていくために最低限の教育しか受けられないので、将来の選択肢も限られてしまう。
日々の生活のために働く必要があるので、「勉強して未来のために備える」という意識があまりない。実際、スラムの仕事のほとんどが単純作業なので、学ぶことの必要性も見えにくく、教育の価値が伝わりにくい感じがした。

▼感想
今まで色んな国に行ってきけど、今回初めてスラムツアーに参加した。
行く前は、「スラム街は殺伐としてて、他所者が来たって目で見られて、荷物とか取られる危険性があるような」、いいイメージは持ってなかった。

でも実際に行ってみると、みんなすごいウェルカムやし、あいさつすると笑顔で「ナマステ」って返してくれるし、歩いてると子供達が横ついてきて手繋いできたり。

この生活環境の中でも、笑ってる人が多いのが印象的やった。
そういえば、アフリカの田舎街に行った時も同じこと思った気がするな〜。

ただ、ジャキーラの全てのエリアがそうかと言われると、そうでもないみたいで。他所者が入ったら刺される危険のあるエリアもあるみたい。

こういうところに来ると「幸せ」とは何かを考えさせられる。

半径200〜300mの小さな街から出ることも難しく、自分が今まで経験してきたような娯楽もなく、衛生的にも悪い環境の中で、もし明日から自分が生活しないといけなくなったら、同じように笑っていられる自信はない。

でも逆に、ここの人達を外の世界に連れ出して新しい機会を与えることが、「正解」なのかも分からない。
キラキラした人のSNSを見て、羨ましく妬むのと同じように、他所を知らないからこそ幸せなこともある。

この街の人達の、学ぶ機会、生活環境の改善、将来の選択肢を広げる支援はもちろん大事やと感じつつも、今の「日常」を壊さず、価値観や文化を尊重していくことも必要なんかもな。

と考えさせられた人生初のスラムツアーでした。

※ここで食べた出来たてのチャパティは最高に美味しかった。

〜今の一曲〜
青空 / THE BLUE HEARTS

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11.インドで平和ボケしすぎて、遂に詐欺に遭う

日付:10/17(木)
場所:ニューデリー(インド)
天気:晴れ
気温:最高34°/最低23°

【インドで平和ボケしすぎて、遂に詐欺に遭う】

ニューデリー駅についたので歩いて宿に向かう。バラナシに比べ、トゥクトゥクのキャッチもしつこくない。
というか、あまり話しかけてこない。

(平穏すぎる。ここは本当にインドか?)って思っていたこの時の自分をパンチしたい。

宿にチェックインした後、ニューデリー観光へ。

お腹すいたので屋台でポテトフライを食べる。美味美味。

アグラーセン・キ・バオリ(階段井戸)前回来たかったけど、時間がなく諦めた場所。
インド滞在が後2日で持ち金もあまりないため、節約のために40分歩いた。

ここで、若い男から「写真を撮ってほしい」と頼まれる。
撮った後、彼と話していると、どうやらネパールから観光に来てて、「今日はトゥクトゥクのドライバーを1日レンタルしてるからお互い行きたいところを一緒に回ろう」と持ちかけられた。
記憶では確か、一人500ルピーを割り勘やったような...(曖昧)

今考えると怪しいし、なんでその話に乗ったのか?って感じやけど、この時は仲良く話してたし、完全に平和ボケして油断していたのもあり、「いいね!一緒に行こう」と話に乗ってしまった。

「僕が行きたい場所は今いるところの近くだから先にそっちから行くね」と言ってきたので、彼が行きたがっていたインド門とロディガーデンに行く。

インド門ロディガーデンロディガーデンを観光している時に、「家族にお土産は買ったのか?」と聞かれる。(伏線①)
バラナシで買ったと言って断る。

その後、彼はネパールでトゥクトゥクの運転手をしてるとのことらしく、運転手に「俺に運転させてくれ」と言って彼が運転することに。インドの免許は持っていないのに。(伏線②)
ニューデリーの複雑な道をナビ無しで運転する彼。(伏線③)

こんなわかりやすい伏線がたくさんあるのに、この頃は呑気に「運転上手いジャーン」って感じで全く疑うことなくヘラヘラしてました。

運転する観光客(おそらく嘘)と、自分の隣に座る運転手。

彼の行きたい場所が終わったので、次は自分が行きたい場所に連れて行ってくれる予定で走るトゥクトゥク

が、隣に座る運転手が急に「これ以上行くなら一人3,500ルピーだ。ここで降りるなら2,500ルピーだけどどうする?」と話をしてくる。

聞いてた話と違う。ぼったくりやん。高すぎ。

てか自分は今いくら持ってんだ?って財布見ると300ルピーくらいしか入ってないの。
払う払わない以前に、全く足りないの。

「300ルピーしかないんだけど」っていうと、「足りないよ!ATMで下ろしてこい!」って言われるがキャッシュカードありません。

「キャッシュカードないんだけど」っていうと、「じゃあ!日本円でもいいから4,500円(約2,500ルピー)払え!」って言われるが手持ち3,000円しかありません。

「日本円、3,000円(約1,650ルピー)しかないんだけど」っていうと、「じゃあ!日本円で3,000円と何か日本の物をよこせ!」とのこと。

カバンを覗くとちょうどiPhoneの有線イヤホンがあったので、「これでどう?」とイヤホンを差し出すと渋々「まぁOK」とようやくトゥクトゥクを降ろしてくれた。

ちなみに持っていた300ルピーは「地下鉄で帰るのにこのお金は必要だろう」と、少しの優しさ?で受け取らないでいてくれた。

どこで優しさ出してんだよ。

失った物
・1,000円札×3枚
・有線のイヤホン(約500円)
・インド人への信用
得た物
・ネタにできる経験

今まで結構旅してきて、自分なりに気をつけていたので、危ない目や詐欺に遭うことはなかったから、まさか自分が詐欺に遭うなんて全く思ってなかった。

まぁ命取られたわけじゃないし、仕方ないと思いつつも、平和ボケして油断してた自分に結構落ち込む。

てかどこで降ろされたんだ?と地図を見ると、自分が行きたかった場所まで歩いて1時間20分かかる位置に降ろされてた。

とぼとぼ1時間20分歩いて、”本来はトゥクトゥクで行くはずだった”ガンジーパークに到着。

「不幸は私たちに与えられた試練である。この試練を乗り越えたとき、すべてはきっと好転する。そう信じて、辛抱強く耐え抜こう。耐え抜いたとき、あなたはとてつもない力を手にしていることだろう。」 by ガンジー

(ほんとかよガンジーさん、たった今詐欺られたよ)と思いながら、ガンジー銅像を見て回る。

ガンジー像、結構好きやな。

ラージガート・メモリーラージガートはガンジーが火葬された場所で、真ん中にある火は、ガンジーを火葬した1948年1月31日から、今もずっと絶やさず灯されているらしい。

ガンジーのロゴ?かわいい。その後はレッドフォートまで歩く。

レッドフォート

ここは入り口の門のみ見に行って、ニューデリー観光終了。

レッドフォートから宿まで1時間かかるのでトゥクトゥクを探すが、どのドライバーも高い。


運良く安い乗合トゥクトゥクがいたので乗ることに。
隣にいた学生が「どこから来たの?」と声を掛けてきたので、「JAPAN」と返すと、「私は今、日本語を勉強しています」って流暢な日本語で返してくれた。

先に学生の目的地に到着したので、学生が降りる際、「君の分も払ったから君は払わなくて大丈夫だから」とのこと。
詐欺に遭って2〜3時間後のこの出来事に、落ち込んでた心が、優しさで溢れた。

詐欺に遭ったことなんてどうでも良いくらい。
むしろ、もし詐欺に遭ってなかったら、もし先に声をかけてきたトゥクトゥクが安い値段を提示してきていたら、この時間にこのトゥクトゥクに乗ることもなかったと考えれば、詐欺に遭ってよかったと思えた。

この学生とはその後、インスタでやりとりをしてると、日本で働きたいから日本語を勉強しているということがわかった。
明日の飛行機でインドを出ると伝えると「空港まで見送りに行くよ」って言ってくれて、なんて素敵な男なんだ。

来年から日本に住むみたいなので、次は日本で会えるの楽しみだな。
I'll be waiting for you in Japan.

〜今の一曲〜
SEASONS / 浜崎あゆみ

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10.夜行列車(SLシート)

日付:10/16(水)
場所:バラナシ(インド)
天気:晴れ
気温:最高33°/最低21°

【夜行列車(SLシート)】

バラナシ最後の夜ご飯はローカルなお店で。
ちょい辛でしたが絶品でした。
f:id:xxxxxl_cplop344:20241101083433j:image
f:id:xxxxxl_cplop344:20241101083437j:image
21:05バラナシ発ニューデリー行きの夜行列車に乗るために駅に向かう。
バラナシのセンターシティから駅までは車で1時間ほどかかるため、トゥクトゥクを探す。

何人かキャッチに話しかけられたので値段交渉し、相場の値段まで下げてくれるキャッチを発見。

「私ニハ日本人ノ友達ガイマス」
「私ハイイ人デス」など少し胡散臭そうなキャッチ。f:id:xxxxxl_cplop344:20241101083457j:imageしかも、トゥクトゥクで駅まで向かっている途中で、「このトゥクトゥクは駅まで行かないから、途中で乗り換えなければならない」とのこと。

ほんとに大丈夫か聞くと、
「モンダイナイデース!ダイジョウブデース!アリガトウゴザイマース!」
ニッコニコの笑顔で答えてくれる。f:id:xxxxxl_cplop344:20241101083519j:imageこの笑顔が更に胡散臭さを増す。

が、疑ってごめんなさい。
ほんとにいい人でした。

乗り換えのトゥクトゥクもちゃんと見付けてくれて、問題なく駅に到着。f:id:xxxxxl_cplop344:20241101083757j:image問題はここから。

遅れることで有名なインド鉄道。
アプリで確認すると1時間遅れ。

f:id:xxxxxl_cplop344:20241101083734j:image
ここから巻いてくる可能性も、もっと遅れる可能性もあるとのこと。

今から乗る電車、朝7時から走り初めて、終点に着くのが翌朝7時。
24時間も走ってたらそりゃ1時間くらい遅れるわな。

結局、1時間10分遅れでバラナシ出発。
インド鉄道にまた乗るのも、この旅でやりたかったことの一つ。

座席はもちろん、SL(スリーパー)シート。f:id:xxxxxl_cplop344:20241101083934j:image
左側真ん中、77番が今回の座席。

トイレが近いこともあり臭い。清掃されてないであろうシートは汚い。
真ん中の席なので扇風機の風が届かず暑い。窓が開いてるのでうるさい。

快適とは程遠い、けどこのインド感が好き。6時間くらい爆睡しました。

チャイ売りの声で目が覚めたので、朝チャイ。

インド鉄道×寝起き×チャイ=最高f:id:xxxxxl_cplop344:20241101084020j:image
朝のチャイってなんでこんな美味しいんでしょうか。

朝8時、ニューデリー駅到着。
インドもあと2日。

〜今の一曲〜
銀河鉄道の夜 / GOING STEADY

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9.生と死が共存する場所「ガンガー」

日付:10/16(水)
場所:バラナシ(インド)
天気:晴れ
気温:最高33°/最低21°

【生と死が共存する場所「ガンガー」】

バラナシ最終日。

今日は宿の人と朝日を見に行く約束をしたのでちゃんと5時半に起床。

月のような真ん丸の太陽。6年前も感じたけどガンジス川に昇る朝日、やっぱり綺麗やな。

日中の喧騒とは違う、朝の静かなガンジス川を眺めていると飲みたくなるチャイ。
見てもらったらわかる通り、ピカピカのコンロに鍋。
本日が初めての営業らしく、まさかの初客でした。

朝日×ガンジス川×チャイ=最高
そのまま歩いてガート(火葬場)まで行くことに。

マニカルニカー・ガート(火葬場)


ここで火葬するには薪が必要で、お金があれば火葬するのに十分な量の薪を買うことができ、お金がなければ買った薪の分だけ火葬される。
燃え切る人もいれば、当然そうでない人もいる。

火葬場の周りには犬が集まり、生焼けの肉を貪っている。

ただ、妊婦や子供や毒蛇に噛まれた人などは火葬せず、そのままガンジス川に流すこともあり、「少しでも火葬されるだけ、まだ恵まれている」と考える人もいるみたい。

ここで疑問に思ったのが、なぜガンジス川に流すのか?

現地の人に聞くと、「ガンジス川には、罪を洗い流し、苦しい輪廻から解放され、悟りの境地に達する力がある」とのこと。

だから、ヒンドゥー教徒の多くは亡くなった後、ガンジス川に遺灰を流されることが喜びらしい。
これが、ガンジス川が「聖なる川」と言われる理由の一つ。

流された遺灰がガンジス川の一部となり、またどこかで新しく生まれ変わる。
輪廻転生の考え方を持つヒンドゥー教では、お墓を持たない(作らない)みたい。

よく、「ガンジス川に来たら死生観が変わる」と言われる。
実際、日本で見る機会がない火葬の場面を目の前でみると「死」に対して考えさせられる。

その一方で、ガンジス川で沐浴してる人もいれば、洗濯したり体を洗ってる人もいて、プージャでは、毎日ガンジス川に向かって祈りが捧げられたり、日常の「生」に関する一部を見ることができる。
死後に還りたい場所と生に関する日常が共存している場所。
色々と考えさせられた火葬場を後にし、バラナシ最終日なので思い残すことないように今日もラッシーを飲みに行く。

今日はbabaラッシーというお店へ。
パイナップルラッシーを注文。

★最後にバラナシで出会った仙人集



〜今の一曲〜
僕が一番欲しかったもの / 槇原敬之

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